「コピーライティングは独学で身につけられるのか」
「コピーライティングのスキルを身につけたいけど、方法がわからない」
魅力的なコピーを書いてみたいけど、何から勉強すればいいのかわからない方は多いのではないでしょうか。独学で身につけられるか不安を感じている方もいるでしょう。
そこで、この記事では実際に未経験からコピーライターを始めて、企業から案件を受注するまで上達した経験をもつ筆者が以下の内容を解説します。
- コピーライティングのスキルは独学で身につけられるのか否か
- コピーライティングの独学法5選
- 独学で行き詰った時にはどうするべきか
いま、コピーライターを目指しているが何から手をつければよいか悩んでいる方や
少しでもコピーライティングに興味のある方におすすめの内容になっています。
これから紹介する独学法を参考に、コピーライティングの勉強を始めてみましょう!
また、独学で行き詰ったときの対処法も紹介しているので、ぜひ最後まで読んでください!
目次
コピーライティングのスキルは独学で身につけられる!30秒でサクッと解説
ライティングのスキルは独学でも身につけられます。
なぜなら、コピーライティングに必要なスキルの基礎を既にみなさんは持っているからです。そのスキルを磨き上げるために、この記事で紹介する独学勉強法に取り組んでみてください。
ここで紹介する独学勉強法はプロのコピーライターも実践しているものです。
ただし、スキルを磨くだけでは、コピーライターにはなれません。実際にコピーを書いて、試行錯誤を繰り返すことが大切です。
根気強く続けましょう!
独学で身につけるべきコピーライティングのスキル
コピーライティングに必要なスキルは以下3つとなります。
- 文章力
- 想像力
- 調査力
みなさん普段の生活の中で使っていますよね。つまりゼロからのスタートではないということ。あとはコピーライティングの考え方を学びながら、この3つのスキルを磨き上げていくことで読者に刺さるコピーを書けるようになっていきます。
コピーライティングのスキルを独学で身につける方法5選
コピーライティング力を自力で磨くのに有効な方法を5つ紹介します。
- 実際の広告コピーの写経
- 有名コピーを見て背景を考察
- 気になったコピーの【なぜ】を考えて言語化
- 書籍での勉強
- 公募のキャッチコピー案件に応募
実際にやってみてよかった方法ばかりなので、ぜひ参考にしてください。
1.実際の広告コピーの写経
実際の広告コピーを写経することは基礎訓練の1つです。
まずは自分が好きなコピーを写経しましょう。1人のコピーライターに絞り、その人のコピーを何本か写経します。何度も繰り返すことで、リズムや言い回しのクセを把握でき、各コピーの共通点が見えてくるはずです。
写経することで、プロのリズムや感覚をだんだん身体が覚えてきます。さらに、手を動かすことでアイディアがひらめくこともあります。
2.有名コピーを見て背景を考察
有名なコピーを1つ取り上げ、そのコピーができた背景を考えてみましょう。
- どんな課題を解決したかったのか
- 消費者にどんな行動を促したかったのか
- どんな考え方からコピーが生まれたのか
正解を見つけようということではありません。コピーとはある商品の課題解決や、消費者との架け橋です。その背景を理解することで、自分が実際にコピーを書く際の「想像力」を鍛えられるでしょう。
3.気になったコピーの【なぜ】を考えて言語化
好きなコピー、気になるコピー、好みでないコピーがあると思います。それぞれについて【なぜ】を考えてみましょう。そう思うに至った理由があるはずです。
頭に思い浮かんだ理由を言語化してみましょう。そうすることでコピーを見る目(選ぶ力)を身につけられます。
自分の心が揺さぶられた理由を文章に書いてみることはコピーだけでなく、本・映画・ドラマなど日常のあらゆることで実践できます。ただ単に「いいな」で済ますのではなく「なぜ」を考える習慣をクセづけましょう。
4.書籍での勉強
コピーライティングに関する書籍はいくつかあります。今回はそのうち3つを紹介します。
・『現代広告の心理技術101』:様々なサイトやブログで紹介されている有名な一冊。プロのコピーライターも推奨してます。
・『コピー年鑑』:毎年優れた広告を選出し掲載している一冊。2万円となかなか手の届きにくい金額なので、図書館で借りるのがよいでしょう。
・『最強のコピーライティングバイブル』:実例が豊富に掲載された一冊。コピーライティングの基礎から応用まで学べます。
実例や具体例はもちろん、消費者心理学を学ぶことで「どう伝えたら人を動かせるか」を考えることができるようになるでしょう。「書く」だけではなく「消費者心理を理解して書く」ことで刺さるコピーを書く力が身につきます。
5.公募のキャッチコピー案件に応募
より実践的な方法は公募のキャッチコピー案件に応募することです。【登竜門】や【公募ストック】などを活用し、キャッチコピー案件に応募してみましょう。
インプットばかりしていてもスキルは身につきません。アウトプットしてこそ身につきます。失敗を恐れず、どんどん応募しましょう!
独学で行き詰ったときの対処法3選
「独学で進めてきたけど行き詰ってしまった…」
「本当に身についているのか不安…」
そう思ってしまうこともあると思います。そんな時はこれからお伝えする方法を試してみてください。
- 宣伝会議が主催する【コピーライター養成講座】に通う
- プロのコピーライターが主催するサークルに入り100本ノックする
- クラウドソーシングで案件を獲得してみる
それぞれ詳しく解説します。
1.宣伝会議が主催する【コピーライター養成講座】に通う
独学で前に進めなくなったときは、講座の受講を検討してみましょう。筆者のおすすめは、株式会社宣伝会議が主催するコピーライター専門の講座です。
筆者が受講したのは、以下の2つのコースです。
- 基礎コース
- 専門コース
基礎コースでは、毎回プロのコピーライターが登壇しコピーライティングの考え方を教えてくれます。たくさんのコピーライターが登壇するので、自分に合ったスタイルを見つけられるでしょう。独学との大きな違いは、毎回の講座で講評があること。自分のコピーに対してプロの視点からよい点・わるい点を指摘してもらえます。自分では気づかないことが見えてくるはずです。
さらに専門コースでは1人のコピーライターが講師となり、講座を行います。基礎コースで気になる講師の方がいた場合、専門コースでより深く学べるのでおすすめです!
コピーライターという同じ志を持つ仲間ができるので、切磋琢磨しながらスキルアップできますよ。
ちなみに講座には上級コースもあり、4人の講師からマーケティングコミュニケーションの基本を学べます。
2.プロのコピーライターが主催するサークルに入り100本ノックする
次にプロのコピーライターが主催するサークルに入って100本ノックしましょう。
コピーライター「はせがわてつじ氏」が主催する【コピサー】は、実績になる案件に取り組めるサークルです。
ちなみに、はせがわてつじ氏は株式会社コピーライター代表兼、現役コピーライターです。ローソンの「悪魔のおにぎり」のネーミングなどを手掛けています。
採用されたコピーはポートフォリオへの掲載が許可されています。つまり、実績として公開できるわけです。
書いたコピーは、はせがわさんが添削してくれます。よい点・わるい点まで指摘してもらえるため、振り返りが可能です。独学では絶対にできないプロの視点を間近に感じられます。
こちらのサークルは月額1,111円で参加できるので、続けられるか不安に感じている人にもおすすめです!ひとりで勉強することに限界を感じている方は以下のリンクから詳細をチェックしてみてください。
3.クラウドソーシングで案件を獲得してみる
「実践的な取り組みはしたいけど、お金は掛けられない…」という方もいますよね。そんな時には、クラウドソーシングで案件を獲得し自分のスキルを試すことをおすすめします。
クラウドソーシングの場合、修正はあっても添削はないので自分自身で何がよかったのか・わるかったのかを分析して取り組まなければなりません。
逆に言うと、自分でコピーのよい点・わるい点を分析するのでコピーを見る目が、さらに磨かれるでしょう!
ぜひこの記事を参考に、まずは少しでも自分に合いそうな方法から始めてみてください!スキルを磨いて、コピーライターとしての一歩を踏み出しましょう!